投稿日:2025.11.26 最終更新日:2025.11.26
アジア発運賃 二極化が鮮明に
アジア発北米向け運賃は2週連続で下落し、上海発ロサンゼルス向けは2,172ドル、ニューヨーク向けは2,922ドルとなり年初来安値を更新しました。
需要の弱さ、GRIの不発、新造船投入による供給過剰が背景にあります。
一方で欧州向けはロッテルダム向けが2,193ドル、ジェノバ向けが2,319ドルへ上昇し、FAK引き上げとブランクセーリングが効果を発揮しています。
北米向け下落と欧州向け上昇の二極化が進んでおり、今後はスエズ運河再開が需給に与える影響が注目点です。
アジア発主要航路は地域ごとに明暗が分かれています。市場の底打ち時期を見極めることが重要です。






