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物流ソフトCargoWiseが「取引ベース」課金へ!DXコスト転嫁の成否が業界の命運を握る

物流ソフトCargoWiseが「取引ベース」課金へ!DXコスト転嫁の成否が業界の命運を握る | イーノさんのロジラジ

CargoWiseが価格モデルを抜本変更

世界的な物流DXの加速に伴い、WiseTech Global社の物流ソフトウェアCargoWiseが価格モデルを大幅に変更しました。

従来のユーザー数に基づく課金から、「取引の量と種類」に基づいた「取引ベース」の単一コストへと移行します。

狙いと現場の不安

【WiseTechの狙い】

AI技術など高度なDXサービスのコストを、フォワーダーが荷主に費用として転嫁できる仕組みを創設し、技術投資を回収すること。

【フォワーダーの懸念】

コストが20%〜50%以上増加する試算があり、この追加費用を競争の激しい環境で荷主が受け入れてくれるかが最大の問題。

受け入れ拒否はフォワーダーの利益圧迫に直結します。

業界が直面する構造課題

船会社のサーチャージは受け入れられやすい一方、フォワーダーのITコストは「企業の効率化のための間接費」と見なされ、転嫁が困難です。

WiseTechはITコストを「通関手数料と同様の立替費用」として分離・可視化し、荷主への請求を促すことで、**新たな商習慣の創出**を目指しています。

物流業界全体で、要求されるデジタル的な利便性には「相応の対価が必要である」という共通認識の確立が求められています。

動画視聴はこちらから

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