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ヤマト運輸、外国人ドライバー本格採用へ──ベトナム人500人育成の狙いとは

ヤマト運輸、外国人ドライバー本格採用へ──ベトナム人500人育成の狙いとは | イーノさんのロジラジ

ヤマト運輸が2027年から5年間でベトナム人ドライバーを最大500人採用すると発表しました。

全国の幹線輸送を支える人材確保へ向け、海外プロ人材の育成に踏み切る動きです。

採用拡大の背景:深刻化するドライバー不足

  • 日本人ドライバーの高齢化
  • 2024年問題による労働時間制限
  • 若手の物流離れ

人手不足が慢性化し、長距離輸送の維持が課題となっています。

FPTとの協業で「一気通貫の育成体制」

ヤマトはベトナム大手FPTと連携し、採用 → 日本語教育 → 安全指導 → 日本での研修 → 外免切替 の流れを構築します。

教育期間は約1.5〜2年で、ゼロから日本式ドライバーを育てる仕組みです。

物流業界へのインパクト

  • 長距離輸送の安定化
  • 外国人ドライバー本格導入の加速
  • 安全教育の国際化

ヤマトの取り組みは、今後の「外国人プロドライバー時代」のモデルケースになる可能性があります。

まとめ

ヤマト運輸のベトナム人採用は、物流2024年問題など構造的課題に対する実質的な解決策です。

日本物流は、今後「国際人材との共存」を軸に再構築されていくでしょう。

動画視聴はこちらから