投稿日:2025.11.14 最終更新日:2025.11.14
ヤマト運輸、外国人ドライバー本格採用へ──ベトナム人500人育成の狙いとは
ヤマト運輸が2027年から5年間でベトナム人ドライバーを最大500人採用すると発表しました。
全国の幹線輸送を支える人材確保へ向け、海外プロ人材の育成に踏み切る動きです。
CONTENTS
採用拡大の背景:深刻化するドライバー不足
- 日本人ドライバーの高齢化
- 2024年問題による労働時間制限
- 若手の物流離れ
人手不足が慢性化し、長距離輸送の維持が課題となっています。
FPTとの協業で「一気通貫の育成体制」
ヤマトはベトナム大手FPTと連携し、採用 → 日本語教育 → 安全指導 → 日本での研修 → 外免切替 の流れを構築します。
教育期間は約1.5〜2年で、ゼロから日本式ドライバーを育てる仕組みです。
物流業界へのインパクト
- 長距離輸送の安定化
- 外国人ドライバー本格導入の加速
- 安全教育の国際化
ヤマトの取り組みは、今後の「外国人プロドライバー時代」のモデルケースになる可能性があります。
まとめ
ヤマト運輸のベトナム人採用は、物流2024年問題など構造的課題に対する実質的な解決策です。
日本物流は、今後「国際人材との共存」を軸に再構築されていくでしょう。






