投稿日:2026.01.06 最終更新日:2026.01.06
2026年 コンテナ船は一気に厳しくなりそうです
2026年の海運市況について、業界ではかなり重たい予測が出てきました。
調査会社Drewryによると、コンテナ船社全体で100億ドル規模の赤字に転落する可能性があるとされています。
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2025年は実は「異常な市況」でした
2025年は一見すると船社がしっかり利益を出していました。
ただ、その中身をよく見ると、かなり特殊な条件が重なっていた年だったと言えます。
トランプ関税を警戒した前倒し出荷や、紅海情勢による喜望峰迂回が続いたことで、船の供給余力がうまく吸収されていました。
通常なら余るはずの船腹が 地政学リスクによって隠れていた状態でした
2026年はその前提が一気に崩れます
2026年に入ると、前倒し出荷の反動で需要は落ち着く見通しです。
特に北米向けは在庫調整が続き、荷動きは横ばいか減少すると見られています。
一方で、新造船の引き渡しは続くため、船の数は確実に増えます。
スエズ回帰は救世主ではないかもしれません
紅海情勢が落ち着き、スエズ運河に戻れば一時的に混乱は起きそうです。
ただ、その後には余剰船腹が一気に市場に戻ることになります。
結果として、運賃が下がりやすい環境が整ってしまう可能性があります。
2026年は「安い運賃」を期待できる一方で、船社の減便やサービス改編には注意が必要な年になりそうです。






