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物流はAIで自動化?BackOpsが2600万ドル調達

物流はAIで自動化?BackOpsが2600万ドル調達 | イーノさんのロジラジ

今回は「BackOpsがサプライチェーン自動化AI開発で2600万ドルを資金調達」というニュースをもとに、AIが物流業務をどこまで変えるのかを少しカジュアルに整理してみます。

物流業界では長年、配送手配や問い合わせ対応、請求処理など多くの業務が人手に頼ってきました。

一つ一つの作業は小さく見えても、出荷ごとに複数の関係者やシステムが関わるため、全体としてはかなりの労力が必要になります。

そんな状況の中で登場したのが、物流業務をAIで自動化しようとするスタートアップBackOpsです。

動画視聴はこちらから

顧客対応時間を93%削減

BackOpsはサンフランシスコを拠点とするAIスタートアップで、今回シリーズAで2600万ドル(約39億円)を調達しました。

この会社の特徴は、物流のコミュニケーション業務をAIで自動処理する点にあります。

例えば、運送会社への請求処理や再配送の手配、さらには顧客からの問い合わせ対応など、これまで担当者がメールやチャットで行っていた業務をAIが処理します。

その結果、同社のプラットフォームを導入した企業では顧客対応時間を93%短縮できたというデータも出ています。

BackOpsの特徴
顧客対応時間93%削減
物流コミュニケーション自動化
AIネイティブ設計

物流はまだ手作業が多い

実は物流業界は、デジタル化が進んでいるように見えて、まだ手作業が多く残っている分野です。

McKinseyの調査によると、物流業務の30〜40%がいまだに人手で処理されています。

しかも一つの出荷には複数の運送会社、システム、担当者が関わるため、調整業務だけでも相当な時間が必要になります。

  • 複数の運送会社との連携
  • 配送スケジュール調整
  • 顧客対応やトラブル処理

BackOpsは、こうした細かく分断された業務の調整をAIに任せることで、サプライチェーン全体の効率を高めようとしています。

AI物流スタートアップが急増

物流AIの分野では、すでにいくつかの企業が存在しています。

  • Flexport
  • Project44
  • FourKites

これらの企業もサプライチェーンの可視化や効率化を進めていますが、BackOpsの特徴は最初からAIを中心に設計されたシステムである点です。

既存企業が従来システムにAI機能を追加しているのに対し、BackOpsはAI-firstというアプローチを採用しています。

物流テックへの投資も拡大しており、2024年の投資額は78億ドルと前年比35%増となりました。

AIを活用した物流企業への関心は、今後さらに高まると考えられています。

日本にも関係する話

このニュースは、日本の物流業界とも無関係ではありません。

日本では物流人材の不足が深刻化しており、国土交通省の統計では物流業界の有効求人倍率が2.1倍と、全産業平均を大きく上回っています。

つまり人手不足が続く中で、業務効率化は避けて通れないテーマになっているわけです。

AI物流が注目される背景
物流人手不足
サプライチェーン複雑化
物流DX政策

こうした状況を考えると、BackOpsのようなAI自動化技術は、日本企業にとっても重要な選択肢になる可能性があります。

物流AIは次の大テーマ

AIによる物流自動化は、まだ始まったばかりの分野です。

しかし専門誌の分析では、AI導入によって物流コストを20〜30%削減できる企業が増える可能性があると指摘されています。

もしこの予測が現実になれば、物流業界の競争環境は大きく変わるでしょう。

AIによる自動化は、これから数年の間にサプライチェーン全体を大きく変えるテーマになっていくかもしれません。

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