投稿日:2025.12.01 最終更新日:2025.12.01
2025年度補正予算で加速する港湾DXとロジスティクス強化
政府は2025年度補正予算で港湾整備に806億円を投入し、サイバーポートとAIターミナルを軸とした港湾DXを強化します。
この予算によりアナログ作業の削減や現場支援型の技術導入が進み、国際物流の底上げが図られます。
CONTENTS
サイバーポートで手続きの一元化
サイバーポートは港湾手続きをデジタル化する国交省の基盤で、船会社、通関、陸送などの情報を統合し、業務ミスを減らします。
紙や電話に依存してきた分野をオンライン化し、港湾全体の処理速度を高めます。
AIターミナルによる現場負担の軽減
AIターミナルでは遠隔RTGやコンテナ配置の最適化、ゲート処理自動化を進め、作業員の負担を抑えながら処理能力を改善します。
人をサポートする技術として役割が強まり、労働環境と生産性の両立につながります。
港湾機能の強化と防災投資
京浜港や阪神港では大型船の受け入れ強化を図り、安定したバルク輸送と再エネ分野の拡大にも対応します。
耐震化や防波堤強化などの防災投資も進み、災害時のリスク低減に寄与します。






